接着剤の精進日記

競プロでの精進や研究に関係したことを書いていきます。

CentOS7にHDDを増設する

はじめに

今回はCentOS7にHDDを増設します。
2TB以上の場合領域を確保しないといけないらしく、そこで躓いたので備忘録として残しておきます。

環境

CentOS7
HDD 8TB

ディスク取り付け

増設したいHDDを取り付けCentOS7を起動します。
今回はrootで作業しました。
rootでなくてもsudoが使えれば問題ないと思います。

HDDの領域確保

2TBを超えるものは領域確保しないとだめみたいなので、それを行います。

# parted
# print all

print allで増設したいHDDのデバイス名を確認します。
私の場合は、/dev/sdb でした。

確認したデバイス名を選択します。

# select /sev/sdb

次にmklabelでラベル付けを行い、mkpartでパーテーション分けをします。
今回はディスク全体を1つのパーテーションとしています。

# mklabel gpt
# mkpart p 1M -1

最後にパーテーションの領域番号を確認しておきます。

# print

以下のように出るはずです。ここでは領域番号は1となっています。
f:id:tkm-kyudo:20190508173030p:plain

フォーマット

次にHDDをフォーマットしておきます。
先程の画像のファイルシステムext4の場合以下のコマンドでできます。
sdb○の部分は先程確認した領域番号を入れます。今回は1なのでsdb1をフォーマットします。

# mkfs.ext4 /dev/sdb1

xfsの場合だった場合は以下のコマンドでできるそうです。
領域番号はext4の場合と同様です。

# mkfs -t xfs -f /dev/sdb1

HDDのマウント

マウントするディレクトリを作成し、マウントをすればそのディレクトリで使えるようになります。
今回は/hddというディレクトリを作りましたが、名前は何でもいいと思います。

# mkdir /hdd
# mount /dev/sdb1 /hdd
# umount /hdd

起動時に自動でマウントする場合

起動時に自動でマウントしたい場合は/etc/fstabに追記するとできます。

#vi /etc/fstab

でファイルを開き一番下の行に次の一行を追加します。

/dev/sdb1 /hdd ext4 defaults 0 0

自動でマウントされるか確認

/etc/fstabに追加が終わったら、再起動を行い、マウントされているか確認します。

# reboot
# df -h

/dev/sdb1 が追加されていれば完了です。