はじめに
今回はCentOS7にHDDを増設します。
2TB以上の場合領域を確保しないといけないらしく、そこで躓いたので備忘録として残しておきます。
環境
CentOS7
HDD 8TB
ディスク取り付け
増設したいHDDを取り付けCentOS7を起動します。
今回はrootで作業しました。
rootでなくてもsudoが使えれば問題ないと思います。
HDDの領域確保
2TBを超えるものは領域確保しないとだめみたいなので、それを行います。
# parted # print all
print allで増設したいHDDのデバイス名を確認します。
私の場合は、/dev/sdb でした。
確認したデバイス名を選択します。
# select /sev/sdb
次にmklabelでラベル付けを行い、mkpartでパーテーション分けをします。
今回はディスク全体を1つのパーテーションとしています。
# mklabel gpt # mkpart p 1M -1
最後にパーテーションの領域番号を確認しておきます。
以下のように出るはずです。ここでは領域番号は1となっています。
フォーマット
次にHDDをフォーマットしておきます。
先程の画像のファイルシステムがext4の場合以下のコマンドでできます。
sdb○の部分は先程確認した領域番号を入れます。今回は1なのでsdb1をフォーマットします。
# mkfs.ext4 /dev/sdb1
xfsの場合だった場合は以下のコマンドでできるそうです。
領域番号はext4の場合と同様です。
# mkfs -t xfs -f /dev/sdb1
HDDのマウント
マウントするディレクトリを作成し、マウントをすればそのディレクトリで使えるようになります。
今回は/hddというディレクトリを作りましたが、名前は何でもいいと思います。
# mkdir /hdd # mount /dev/sdb1 /hdd # umount /hdd
起動時に自動でマウントする場合
起動時に自動でマウントしたい場合は/etc/fstabに追記するとできます。
#vi /etc/fstab
でファイルを開き一番下の行に次の一行を追加します。
/dev/sdb1 /hdd ext4 defaults 0 0
自動でマウントされるか確認
/etc/fstabに追加が終わったら、再起動を行い、マウントされているか確認します。
# reboot # df -h
/dev/sdb1 が追加されていれば完了です。